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東京電力福島第一原子力発電所で汚染水が海に流れ出ている問題

  東京電力福島第一原子力発電所で汚染水が海に流れ出ている問題で、国の原子力規制委員会の委員から、「トレンチと呼ばれる地下のトンネルの下に敷かれた砂利の層を経て漏れた可能性がある」という指摘が相次ぎ、規制委員会は、専門家も参加したグループで対策を検討することになりました。

  福島第一原発では、ことし5月以降、海に近い観測用の井戸や港から高い濃度の放射性物質が検出されていて、東京電力は22日、汚染水が海に流れ出ていることを初めて認めています。

  24日の規制委員会の会合では、タービン建屋の海側にある「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている高濃度の汚染水について、委員から「トレンチの下に敷かれた砂利の層を経て、海に漏れた可能性がある」という指摘が相次ぎました。

  福島第一原発では、事故直後のおととし4月、トレンチにたまった高濃度の汚染水が海に流れ出た際には、汚染水がトレンチ下の砂利の層にしみ出して流出したとみられています。